今日は当ピアノ教室(鶴ヶ島市)に在籍している中学生、高校生のお話をします。

現在来てくれている中高生は8名。

幼稚園の頃から通っている人、小学校高学年からピアノを始めた人など様々です。

 

取り組んでいる曲もそれぞれ。

ショパンのエチュードやシューベルト即興曲、古典派ソナタなどに取り組む人たちや、

学校での合唱祭の伴奏の練習を行う人、

人気のアニメ曲をYouTubeで調べ、一番気に入ったアレンジを購入してレッスンで弾く人、

巷で人気のJ-POPやボカロテイストの曲を弾く人などがいます。

やりたい曲をやってもいいけど、基本の教材もやりましょう、としています。

部活や定期試験で忙しい学生さんたちですが、

それぞれのペースでよく取り組んでいるなぁと感心です。

それに加え、みんなコミュニケーション能力が髙く

よく話もしてくれます。

 

発表会が迫ってきている、とある男子中学生との会話では

「オレ、リハーサルの時なんかメチャメチャ緊張するんだよね」

……誰でも緊張するよ。たった一人で出るしね。学校で一人で人前で何かすることってある?

「ない・・ でも本番になったら緊張しない。出る前のほうが一番緊張する」

……えーっ 本番で緊張しないのはたいしたもんだよ。集中できてるんだね。

この春高校に入学した女の子は、

「高校の授業、進みがはやいですっ」

……中学とは全然違う?

「はい!化学も元素記号覚えなくちゃいけないんです」

……あ~覚え方あったよね、『スイヘイノリーベは・・』って。後の方わすれちゃったけど

「そうそう、教えてもらいました~」

などといった感じです。

 

もちろん お喋りばかりではありません。レッスンはしていますよ。

でも、中学生の心をとらえる曲は何ぞやとか、誰のアレンジがいいとかの情報は、

逆に学生さんたちから教えてもらっています。

「先生、〇〇のアレンジ、聴いてみなよ」ってね。