7月の最後の週に、レッスンに行ってきました。

自分が受けるレッスンは、月に1度のペースで先生のお宅に伺い、ご指導していただいております。

毎回のレッスン内容は、言葉では言い表せないぐらい貴重です。

そして、自分の取り組んでいる楽曲の音色がより良くなるように、

音楽表現も、その作曲家の意図していたものに少しでも近づけるようにと

家に持ち帰ってまた取り組むのです。

 

大学生のころは、極めるところまでの練習はしませんでした。

「だいたい」という感じの弾き方。

今思い返すとすごくもったいない。

同級生たちはものすごく真面目でしたけど、自分は違いました。

で、何をしていたかというと、伴奏に明け暮れていたのです。

特にドイツリートにとりつかれ、F.ヴォルフやブラームス、シューマンの魅力に

浸りこんでいました。

ピアノ曲への関心は薄かったですね。

でも、主科のピアノはきちんとやっておいた方がいい。

それに気付いたのは、もう少し経ってからでした。