Kちゃんは入会して10か月の女の子、3月の発表会の時は年中さんでした。

演奏曲はモーツァルトのトルコ行進曲。

小さいお子さんでも弾きやすいように、かなり編曲された楽譜ですが

Kちゃんとお母さんとでいろいろ調べて選んでくれました。

 

Kちゃんはピアノ独奏の他に、ハンドベルとピアノ連弾に出演してくれました。

もともと人前で何かをするのが好きな女の子で

発表会で弾く曲も、おうちでとことん練習したとのことでした。

 

普段のKちゃんは、取り組んでいる曲についていろいろ考えます。

「このリズムはちがうよっていわれたけど、どうなるのかな?」

「このへんは、てがつかれちゃうよ」(連打の箇所)

発表会曲に取り組んで、中だるみした時期もありましたが、

本番当日はとてもいい演奏をしてくれました。

 

発表会後のレッスンで

私が「Kちゃんとてもよく弾けたね!」の声がけにKちゃんは笑顔。

Kちゃんのお母さんは、

「ありがとうございました~。大きい生徒さんたちはすごいですね!あんなに長い曲も暗譜で弾いて!」

「(Kちゃんは(皆さんの演奏を聴いて)やりたい曲がたくさんあったみたい」とのこと。

Kちゃんも、

「スケーターズ・ワルツやこいぬのワルツがきにいったの」と

小中学生のお姉さん、お兄さんの演奏していた曲をあげて

何と驚いたことに、スケーターズ・ワルツは楽譜を取り寄せて練習を始めていたんです!

ハンドベル入場の時に私がひいた「パッフェルベルのカノン」は

Kちゃんのお父さんお母さんの結婚式に使用した思い出深い曲だったそうですね。

Kちゃんはこの曲も練習にとりかかっていました!!

 

いつまでもこの探求心を持ち続けて、

素敵な曲に挑戦していってほしいなと思います。