梅雨が明け、太陽の照り付ける夏がやってきました。

間もなく楽しい夏休みに入りますが、この時期に各小中学校では

秋の校内音楽会のための伴奏者募集が始まります。

 

当ピアノ教室(鶴ヶ島市)でも、毎年何人もの生徒さんが伴奏や指揮に挑戦します。

今年度は6名ほどの小中学生が伴奏者にエントリー。

クラスで複数の希望者がいる時は、オーディションとなるのですが、これがバトルとなったりもします。

小学生は夏休み明けにオーディション、ところが、中学生は夏休み前にもうオーディションなんですね。

譜面をもらって1週間ほどで指定された箇所まで弾かなくてはいけない。

これはもう生徒さんたち必死ですよ。

この間に確実な譜読みをして、更にはディナーミク(強弱)やアゴーギグ(緩急)をつけての

ステキな演奏に仕上げなくてはならないのです。

幸い私は初見(初めて見た楽譜を直ちに演奏すること)を山ほどこなしてきました。また、現在も合唱曲の伴奏を担当していますので、

知らない譜面を見ても すぐに弾いてみせてあげることができます。← とても偉そうですが (^^;)

そこで生徒さんには短期間でたくさんのアドバイスをし、必要であれば追加のレッスンを設け

伴奏曲を作り上げるお手伝いをします。

生徒さんたちは「どうしても伴奏をやりたい!」という思いが強いので、ビックリするほど練習をしてきます。

それはもうすごい取り組み方で、塾や習い事があるのに、

どうやって時間を作ったの?というくらい弾きこんできます。

いやー目標があるというのは素晴らしいことですね。

毎年こんな感じで伴奏を希望した生徒さんのほとんどが、伴奏者の座を得ています。

今回伴奏を希望した生徒さんたちでオーディションを受けた人は、皆さん合格しました。

さて、これからは伴奏者希望の小学生のレッスンが始まります。

私も効果的に弾く方法を提案しながら 応援していきたいと思います。