7月29日今年度4回目の本番終了のご報告です。

今回のコンサートはEnsemble echelle(アンサンブル エシェル)主催、

川越市、川越市教育委員会、武蔵野音楽大学埼玉県支部が後援をしてくださいました。

会場はウェスタ川越小ホールです。

 

ちょうどこの時期 新型コロナ感染が拡大してきたため、気が気ではありませんでした。

しかし出演者は頻繁に検査を受け、直前の抗原検査も陰性でしたので

ホッとして演奏に臨むことができました。

当日は午前9時に会場入りして会場内や受付のセッティング、リハーサルを行いました。

スタッフさんたちが早くからスタンバイし、作業をしてくださいました。

ウエスタ川越の小ホールは横に長く奥行きが無いので、音の響きや歌、フルートとのバランスに気を使います。

今回は、このリハーサルの時間に緊張感が跳ね上がりました。

 

いよいよ開場です。

楽屋のモニターで、お客様が続々といらっしゃるのがわかります。

そして開演前にはほぼ一杯になったようです。

モニターを通して知っている方々が認識できると共に、気持ちが引き締まってきます。

リハーサルの時の緊張感とは違い、「ようこそ私たちの演奏会にお越しくださいました!」という感じで

テンションが上がってきます。

そして午後2時本番を迎えます。

舞台に上る時は、ご指導いただいている先生方の助言を何度も思い返します。

「どんな音色でどんな演奏をしようかと考えていると、“あがる”事などあり得ないんですよ」

「今来てくださっている人たちへの演奏は、これが最初であり最後だと思って臨みましょう」

・・などです。

実際演奏が始まると、余計な雑念は消え、楽曲に集中しているのが自分でわかります。

プログラムは滞りなく進み、あっという間に終演を迎えた感がありました。

 

今回の演奏会では、フルートの草薙友妃子さんとソプラノの飯島典子さんのお二人とご一緒して、

とても貴重な経験をさせていただきました。

また、演奏を支えてくださったスタッフの皆様には心より感謝いたします。

猛暑の中お越しくださったお客様にも、厚くお礼申し上げます。