うちにレッスンに来てくれている生徒さんたちは、みなさん楽しそうです。
特に小さいお子さんたちは、楽しさを全身で表現してくれます。
昨年２月に入会してくれた年長さんのKちゃんもそうです。
Kちゃんはレッスン時間になると、お母さんより早くタッタッターと走ってきて
チャイムをならします。
「こんにちはー！」Kちゃんは今日も元気にきてくれました。
「保育園楽しかった？さあ、レッスン始めましょう」
レッスンでの導入は、毎回同じことを行います。
小さいお子さんの導入は、手遊び、ごあいさつ、指の体操などです。
Kちゃんは「ぐー！ちょき！ぱーで…」と歌いながら手遊びしてくれますが、
手の出し方にもリズム感があり、歌もじょうずです。
ごあいさつでは、Kちゃんは「よろしくおねがいします」と
とても丁寧に言ってくれます。
次の「指の体操」になると、Kちゃんはササッとピアノの方に椅子を向けてくれます。
「ありがとう、いつもよく気が付いてやってくれるね」
指の体操が終ると、Kちゃんはまたササッと椅子の方向を変えます。
私もお母さんも何も言わないのに、Kちゃんは状況を把握し、すぐに行動できるんです。
ある日のレッスンで「ことりのうた」を歌いました。
その時に、カラー手袋で作った小鳥さん人形を登場させました。
こんな小鳥さんです。
Kちゃんはそれを見た途端 笑い出しました。
「あははは… ふふふふふふ…あはは…」
笑いは止まりません。でも、歌はとても上手に歌ってくれたんです。
そして歌が終るとまた笑います。「あはは あはは… ふふふふふふ」
笑いのツボにはまっています。
この小鳥さん人形は、図書館や小学校での「おはなし会」の時に使うために作ったものです。
小さいお子さんのレッスンでは時々登場する小鳥さんですが、
ここまでKちゃんに歓迎されるなんて、とってもうれしかったですね！
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