8月のある日、年中さんのMちゃんが当ピアノ教室(鶴ヶ島市)に体験レッスンに来てくれました。
「こんにちは」「どこの幼稚園にいってるの?」
初めて来たお子さんには いろいろとお話してみますが、
Mちゃんは恥ずかしそうにしながらも、一生懸命お答えしてくれます。
「数字はわかりますか?」
わかります、というお母さんのお返事.
Mちゃんも小さくコックリうなずき、「1,2,3,4・・・」と
数えてくれました。
この時期のお子さんは、知っていることやできる事の個人差がすごくあるので
私も体験レッスンでは「どこまで知ってるだろう?…ここまでやると負担かな?」
などと様子をみながら模索します。
「ピアノの中も見てね」
Mちゃんとお母さんにグランドピアノの中の様子も見てもらいました。
後でお母さんにも たくさんお話を伺いました。
Mちゃんのお母さんご自身も、いろいろと音楽をされてきた方で、
音楽がご自分の支えになった…といったことなどお聞きしました。
私もそれを伺って、
「そうですね。これまでは勉強のために 習い事を終りにする方が多かったですが、
今の生徒さんたちは、“自分のひきだし”を持ち続けながらお勉強を乗り越えている方が増えていますね」
とお話しました。
お母さんとお話している間、
Mちゃんにはレッスン室の図書コーナーの絵本を見ていてもらいました。
Mちゃんは絵本も大好きな女の子だそうです。
でも、時々「はっ」と気付いたように
お母さんのそばにタタタッとかけより、恥ずかし気にしています。
大人でも知らない所に来るのは緊張しますもの。
来たことがない家に入って、質問されたり音を出してみたり
Mちゃんすごくがんばったよ!